Biodegradable

1930年代頃から、人工の繊維、いわゆる化学繊維が一般的に流通するようになった。天然の素材に比べ、安く、早く作ることが可能なうえに、扱いやすく、比較的簡単に品種改良できる人工繊維はあっという間に普及し、そこには特に、途上国や貧困地域に安い衣類を提供することを実現したというポジティブな側面もあった。化学繊維による環境へのインパクトがとりわけ注目されるようになったのは、ここ数年のことのような気がするが、最大の問題は、溶けないために土に還らない(バイオディグレーダブルではない)というところである。人工的な繊維は、捨てられると埋立地に行くしかない。一人の人間が購入し、一定の期間、着用したあとで、飽きたり、着古したりして捨てる化繊の衣料の量を想像すると、環境へのインパクトが甚大な規模になるということは、理解してもらえると思う。

しかし問題はそれだけではない、ということが最近わかってきた。1990年代から素材の再検討やリサイクル、リユースに乗り出し、環境志向を消費活動に取り組むことを提唱してきたアウトドアブランドのパタゴニアが2018年に発表したレポートは、衝撃的だった。

カリフォルニア大学サンタバーバラ校の環境微生物学者パトリシア・ホルデン博士に依頼してまとめた、「マイクロファイバー汚染とアパレル産業」という報告書を発表するに際し、パタゴニアは「海の極小プラスチック繊維について私たちが知っていること」というリリースを発信した。使い捨てのプラスチックが海洋環境に与える影響を指摘したうえで、自社の製品もまた、水の汚染に貢献していることを名言したものだ。

「包装はこの問題の最大の要素ではありますが、プラスチック汚染の唯一の原因ではありません。最近焦点が当てられているのは、化粧品や歯磨き粉やその他の消費者製品に入っている、汚水処理工場でフィルターされるには小さ過ぎるマイクロプラスチック・ビーズという極小のプラスチック粒子の禁止、または使用停止の提唱です。これらは私たちの洗面台やシャワーから出て処理工場を通過し、海に流出して、ウミガメ、海鳥、そして魚(そしてひいては人間)の体内に入り込みます。

マイクロプラスチック汚染には化繊の衣類のマイクロファイバー(長さ5ミリ以下)も含まれます。それはポリエステルのフリースやナイロン製ショーツ、その他広範囲に及ぶ種類の衣類を洗濯する際に抜け落ち、処理工場のろ過システムを通過してしまうものです。これら化繊のマイクロファイバーは海、海岸、川、湖などに放出されてしまうことがあり、その一部は土壌にも至ります。処理工場で廃液からうまく分離されたマイクロファイバーも、土壌肥料として使われるスラッジ(沈殿物=筆者注)に残っているからです。これは製造する衣類の多くが化学繊維製のものである私たちにとっては、ことに急所を突く問題です」(出典:パタゴニアの公式サイト | 2016年7月14日)

linen

リネンは非常にしっかりとした素材で、他の自然由来の天然素材に比べて丈夫です。海外では100年以上にわたって使用されたリネン製品があるほどですから、その丈夫さが分かります。

Organic Cotton

オーガニックコットンは一般的な綿畑で大量に使用している化学肥料や殺虫剤、除草剤などの農薬を(農薬を国や地域や土壌の状態によって違います)2〜3年以上使わず、有機肥料やてんとう虫等の益虫を活用して、手間をかけながら、昔ながらの自然な栽培方法で作られたものを、オーガニックコットンと呼びます

環境 に対する取り組み…

気候変動、資源枯渇、有害物質による汚染、そして、生物多様性の保全。豊かな地球を次世代に残すため、地球規模の課題に対して、微力ながら弊社は環境に配慮された優しい素材を手配するという企業活動を行うことにしました。ご賛同いただけると幸いです。

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